ブログ

ミシン職人を目指して ”ガガー”日記#13

スタッフ日記

WRITER
谷知佐登(Web担当)
ミシン職人への道日記

ミシンの師匠曰く、指が大切とのこと。

それならばきっと、周りの職人達も、指使いが上手いはずだ。

こっそり指を観察しに行ってみよう。

指ってそんなに重要?

師匠は、

「力の入れ方と方向ね。」
「指の動きで、よじれのない綺麗な仕上がりになるの。」
「指使いを覚えることがポイント。」

工場一番の熟練職人に聞く

って、何度も言う。

正直、本当にそうなの?って思った。

指は、意識をしなくても自然に動くもの。

包丁を持てば、勝手に切りやすい持ち方になるし。

でも、

「ダメ、もっと指に意識を集中。」

って言われる。

それならば、上手い職人達の指を観察してみよう。

スイマセ~ンって言える

ひょっとでで修行を始めて、早二か月が過ぎようとしている。

フロアから聞こえてくるのは、ミシンとバキュームの音だけ。

黙々とミシンを踏む職人たちの軽快な生地さばき

(余計な話声はなし。)
(ただ黙々と作業している凛とした空気感。)

そんな雰囲気にも、だいぶ馴染んできた。

始めは引け腰で居づらかったけど、今や、堂々とうろちょろできる。

(慣れたかも。)

スイマセ~ンって言えば、カメラを向けても受け入れてもらえる。

それじゃ、お仕事中の職人達のお手並み拝見といくか。

ふと、先輩2の言葉をかみしめる

そう言えば、

職人とは

って先輩2が言ってた。

一人で黙々と作業するのが大好きな人間ばかりな気がする。

自分も割とそうかも。

ふと、先輩2の言葉をかみしめる2

それから、

職人とは

なんてことも言ってた。

昔から、理科の実験で混ぜたり煮たりするのが楽しかった。

いじくって何かを作るのは、性に合っている。

いきなり

「どういう人がミシンの仕事に向いていますか?」

って無茶な質問したけど、先輩2、凄いな。

ピンポン玉を打ち返すかのように、間髪入れず答えたもんな。


(あ、いかんいかん。)
(ぼんやりしてしまった。指を見に行かなきゃ。#14に続く。)


スタッフ日記ミシン職人を目指して#12
スタッフ日記ミシン職人を目指して#14

合わせて読みたい