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商品グレードについて

製造基準

WRITER
渡邉直康(代表)
商品グレード

仕上がった商品を検査する検品作業では、商品に不都合や問題がないか、検品スタッフが商品を手に取って目視で確認してます。

検品については、こちらの記事をご覧ください。

製造基準何て細かいんだ!?鋭いチェック!商品を1点ずつ検品

検品作業では、状態に応じて、商品を3つのグレードに分けています。

商品のグレードについてご説明いたします。

A格品

問題がなく良品として出荷できる商品です。

定番品

定価で販売されている通常の商品です。

アウトレット品

数量が足りない等の理由で定番化できず、値下げしている商品です。

B格品

生地の染め方、織り方、編み方に問題があるものの、使用上差し支えのない商品です。
代表例をご紹介いたします。

染めムラ

付くべきところに色が付いておらず、白っぽく見えることがあります。
逆に付くべきでないところに色がついてしまい、まだら模様のように見えることがあります。
(下記画像はおよそ10㎝程度)

染めムラによる生地不良

キバタ汚れ

汚れているように見える状態です。
多くの場合、キバタと呼ばれる綿糸の時についたものです。
漂白の際に落ちきらなかったり、染色の際についてしまったために起こります。
(下記画像はおよそ2㎝程度)

キバタ汚れによる生地不良

生地焼け

大きな範囲でキバタ汚れが付き、生地が日焼けしているように見える状態です。

キバタ汚れによる生地不良

織りムラ・編みムラ

歪んでいるように見えます。
織りや編みの際のずれから起こります。
(下記画像はおよそ10㎝程度)

編みムラによる生地不良

C格品

破れている、縫えていない、サイズが足りない等、使用できない商品です。

C格品は、基本的に廃棄処分になります。
”基本的に”と書いた理由は、次の通り。

大きなカバーやシーツのほんの一部分だけに問題がある場合。
残りの大部分は、問題なく使えます。
貴重な地球資源から作られた生地。
生地を無駄にしないよう、別の形にしたり、小さなサイズにしたり等、リメイクできる場合は有効活用しています。



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