#46 うまくなるには何百枚
- WRITER
- 神谷阿紀(店長)
横浜ファクトリーの工場見学!
とにかく慣れる
枕カバーのファスナー付けをしています。
ひたすら練習。
一生懸命、修行をしています。
小さい商品だから、簡単に縫えちゃうのでは?
いやいやいやいや。
ファスナー付けは、難易度高。
50センチ足らずの距離を、歪まず、ヨレずに、真っ直ぐに縫う。
たったそれだけの事なのに、出来ないんですよね。
難しい理由その2。
ファスナーと、カバーの生地が、伸び方が違うから。
余計な力が入ると、ファスナーが昆布みたいにヨレます。
だから、引っ張らないのがベスト。
でも、引っ張らないわけにはいかない。
カバーの生地が歪んで、シワまで縫ってしまうから。
引っ張り加減がすごく難しいのです。
ファスナーが見えないけど、ファスナーの位置を想像して縫う。
これがまた、ドキドキです。
難しい理由その2。
目検討で一定幅を作らないといけないから。
ハードル高いです。
人には、無意識で感覚のズレがあります。
車庫入れカンペキ!と思っても、若干ずれているのと同じ。
商売なので、予備アイロンしている場合ではありません。
瞬時に正確に目検討。それが熟練職人です。
指使いが超大切。
先輩職人から最初に言われた教えです。
キワキワを細かく縫うには、指先がポイント。
ひたすら頑張ります。
一人前に縫えるようになるには、何十枚どころか何百枚。
どうして上手くいかないのか考えて、自分なりに工夫すること。
沈黙は、「思考」と「試行」の連続です。
工場見学人間味のある工場#45
工場見学人間味のある工場#47
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