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ミシン職人を目指して ”ガガー”日記#19

スタッフ日記

WRITER
谷知佐登(Web担当)
ミシン職人への道日記

最初はステッチかけの練習。

折って縫うだけ、と思いきや、いやいや道具にも様々な工夫がありました。

ステッチかけとは

師匠
「ステッチかけって、どういうのか分かる?」

筆者
「生地の端っこを折ってからミシンをかけるやつですよね?」
「封筒式の枕カバーとかですよね?」

封筒式の枕カバーは出し入れが簡単

師匠
「そう。封筒式の場合は、開封口を2回折ってステッチかける。」

筆者
「フラットシーツも、生地端を2回折って縫ってますね。」

1枚布のフラットシーツは布団の上に広げて余った部分を折り込む

師匠
「フラッともそうだね。あれは、三つ巻きね。」
「三つ巻きは、三つ巻き専用のおさえ金を使うから。」

筆者
「???」

師匠
「三つ巻きは中級だから、まだ先。」
「最初は、一回折って縫うだけ。」
「これができれば、アルファイン®が縫えるから。」

防ダニ生地・アルファイン®の縫い方

師匠
「アルファイン®のカバーは、いつもより細い針を使って、二重にしてステッチをかける。」

ダニの脱走を極力阻止するため東洋紡アルファイン生地の掛け布団カバーと敷布団カバーと枕カバーは生地端のロック部分を折り返して二重縫いしています

筆者
「あ!確かに!アルファイン®のカバーは、この始末をしていますよね!」


★かぶせればすぐに防ダニ!ダニの出入りを阻止!★
★東洋紡アルファイン®のカバーとシーツはこちら★
ラインナップアルファイン®掛け布団カバー
ラインナップアルファイン®敷布団カバー
ラインナップアルファイン®ベッド用シーツ
ラインナップアルファイン®枕カバー


師匠
「やり方は簡単。」
「ロックミシンの本縫いに合わせて、生地を折る。」
「折ったら、端っこを縫う。」

生地端を折ってステッチをかける


筆者
「折って縫うだけだから、簡単そうですね。」

師匠
「うん、簡単、簡単。」
「慣れれば、誰でもできるから。」
「このステッチができるようになったら、アルファイン®が縫えるようになるから。」

筆者
「なるほど~。頑張ります!」

右上がりのおさえ金

師匠
「まず、端を折っておさえ金で挟む。」
「右上がりだから、挟んだ時に高さが丁度いい。」

生地端を折ってステッチをかける

筆者
「なるほど!だから右上がりなんだ!!」

ステッチをかけるための右上がりのおさえ金

師匠
「そう。こういうステッチのかけ方をする時は、右上がりを使うわけ。」

筆者
「よーく分かりました!」

師匠
「それで、ここんとこ。」
「おさえ金に溝があるから、この溝で生地をガイドする。」

おさえ金の溝に生地を沿わせてステッチをかける

筆者
「なるほど!!だから溝があるんだ!!」

おさえ金の溝に生地を沿わせてステッチをかける

筆者
「道具って、色々と工夫されているんですね~。」

師匠
「そだね。」
「道具を上手に使えるのも大事だよ。」
「じゃ、実際やってみるから。」


(#20に続く。)



スタッフ日記ミシン職人を目指して#18
スタッフ日記ミシン職人を目指して#20

ミシン職人の心得

防ダニ生地・アルファイン®を縫う時は、右上がりのおさえ金を使う
おさえ金の溝で生地をガイドする
道具を上手に使い分けるのも大事

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