ミシン職人を目指して ”ガガー”日記#18
- WRITER
- 谷知佐登(Web担当)
試し縫いで糸調節を確認したら、最初はステッチかけの練習。
ステッチをかけるには、専用の押さえがねがあったとは!
道具の奥深さを知る。
材料は…!
師匠
「じゃ、ステッチかけの練習。」
「うちでは、よくやるから。覚えないとだめ。」
筆者
「はい。」
師匠
「風呂敷使うよ。」
筆者
「あ!この前、ロックミシンの練習で作ったやつ!」
筆者
「あれ使うんですね!」
「パソコンとこに置いてあります、持ってきます!」
押さえがね
師匠
「最初に、お手本を見せるから。」
筆者
「はい。お願いします。」
(よく聞かなきゃ。メモメモ。)
師匠
「まず、押さえがねを取り換えるよ。」
「ステッチ用ね。」
師匠
「使うのはこれ。」
筆者
「片足上がってますね。」
「ん?左足なのか?」
師匠
「右上がりね。」
「右の生地が厚ぼったいから、右が上がってるの。」
筆者
「??」
(よく分からないけど、そのうち分かるかな。)
師匠
「ここんとこ、へっこんでるでしょ。」
「ここに、生地を沿わせるの。」
(ところで、ずっと気になっていた。)
(恐る恐る聞いてしまおう。)
筆者
「親指の爪、長くないですか…?」
師匠
「あ、これ、伸ばしてるの。」
「縫う時に使うから。」
筆者
「そうなんですね!」
師匠
「爪、長いと使えるよ。」
筆者
「仕事で使うから長い人、そいういう人いますよね。」
(私は、ちょっと遠慮しとこう…汗)
師匠
「くっつけたらこんな感じね。」
筆者
「ステッチ用は、片上がり。」
「覚えました。」
右上がりと左上がり
師匠
「逆もあるよ。」
筆者
「えー!ほんとだー!」
「兄弟ですね!」
師匠
「商品によって、右と左を使い分けるから。」
「まず、右上がりの方から練習するよ。」
筆者
「なるほど…。両方あるんですね。」
(道具って、奥が深いな。)
(#19に続く。)
スタッフ日記ミシン職人を目指して#17
スタッフ日記ミシン職人を目指して#19
ミシン職人の心得
ステッチ用の押さえがねは片足上がり
商品によって、右上がりと左上がりを使い分ける
親指の爪が長いと使える
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