オリジナル布団カバー＆シーツ#4　防ダニ生地　～東洋紡アルファイン～

ポカポカとしていて、ジメッっとしていて、エサがある…。
そう！寝具はダニが潜む条件が揃っているのです。



不衛生な状況が続くと、いつ何時、嫌なダニアレルゲン症状が表れるか分かりません。
寝具を傷めずに長く使うためにも、日ごろからダニ対策を行って寝具を清潔にすることが大切です。

ダニ対策の切り口としては、

① ダニそのものをゼロに近づける
② ダニを増殖させない
③ 寝具から外にダニを出さない、外からも寝具の中にダニを入れない

があり、各々の切り口で対策を考えていく必要があります。
以下のコラムで、ご家庭で負担が少なくできるダニ対策をご紹介しています。

TIPS布団やベッドに潜む嫌なダニ！家庭で簡単にできるダニ対策

本来、一番のダニ対策は、根源であるダニそのものをゼロにすることです。
寝具全体を一定時間高温にしてダニを死滅させ、水洗いや掃除機等で物理的に除去する必要があります。

しかし、そのような直接的な対策が難しい寝具に対しては、防ダニの布団カバーやシーツは有効です。

防ダニ生地『アルファイン®』は、③の「寝具から外にダニを出さない、外からも寝具の中にダニを入れない」です。

カバーやシーツの取り外しをするだけなので、日常の少しの時間で手軽に行うことができます。

毎日の簡単なダニアレルゲン対策として、防ダニ生地『アルファイン®』の布団カバーやシーツをお使いになってみてはいかがでしょうか？

それでは、防ダニ生地『アルファイン®』の特徴を次からご説明いたします。

布団カバーやシーツで一般的に使われる生地というと、例えば、ブロード生地やシーチング生地があります。
糸の太さによって呼び方が変わりますが、どちらもタテ糸とヨコ糸を互い違いにクロスさせる平織という織り方です。

アップルパイの一番上の所、帯状のパイ生地が上→下→上→下…と交互に組み合わされている部分に似ています。



平織は、糸と糸の間に隙間が生じるため、ダニが隙間を通り抜けて自由に出入りします。



平織の布団カバーやシーツの場合、寝具に潜むダニがカバーやシーツを通過して外部に出てきます。
外部に出たダニは、糞をし、死骸となり、ダニアレルゲンの原因になります。

ダニの大きさはどれくらいなのか？
ダニには様々な種類がありますが、寝具に潜むチリダニは、成虫で0.2～0.4mm程度です。
目で見て気付くことはほぼ不可能だと思います。
私はこれまで、一度もダニを見つけたことがありません。

アルファイン®生地は、この小さなダニを通せんぼします。

繊維の直径を数字で実測することは難しいものの、アルファイン®生地の繊維は、絹糸の数分の1程度の超極細繊維と言われています。

『超極細』というのがミソなのです。



小さなお子様の髪の毛を三つ編みしたことがある方は、何となく想像がつくと思います。
一本一本の毛が細いお子様の髪は、きっちり編むことができて、細い仕上がりになります。

アルファイン®生地は、超極細繊維がぎゅ～っと高密度に織られているから、ダニが通る隙間がない詰まった生地に仕上がるのです。

アルファイン®生地の布団カバーやシーツは、ダニの出入りを阻止します。

アルファイン®加工生地は、ダニを忌避する防ダニ薬剤を塗布しておりません。
防ダニ効果は、繊維の細さと織り方で生まれています。



布団カバーやシーツは、直接顔(口)や体に接するものです。
特に敏感肌の方など、薬剤を使っていた場合、気にされる方がいらっしゃるかもしれません。

アルファイン®は防ダニ薬品不使用で、小さなお子様からご年配の方まで、安心してお使いいただけます。

財団法人日本紡績検査協会にて、ダニ透過率0%が確認され、防ダニ証明書が発行されています。
防ダニ効果はお墨付きです。



＜検査方法＞
① 直径約3.5cm×高さ約6cmのプラスチック製バイアル瓶に、供試ダニ(ヤケヒョウヒダニ)約3万個体を入れ、試料(アルファイン®生地)でふたをする
② 粘着シートに乗せ、調湿してあるプラスチック製食品保存用密閉容器に入れ、温度25±2℃の恒温器中で、暗条件で保存する
③ 24時間後、検体を通過し瓶の外に出たダニの個体数を観察する

布団カバーやシーツにとって最も重要な要素は、『洗濯耐久性』だと考えています。
洗濯耐久性を別の言葉で言うと、『洗濯しても大丈夫な素材か』ということです。



布団カバーやシーツの役割は、布団やマットレスや枕といった寝具の汚れ防止です。

人は一晩にコップ一杯の汗をかくと言われています。
寝ている間の汗や皮脂、汚れが直接寝具に付着しすると、シミ、黒ずみ、臭いの原因になり、衛生的ではありません。
次第に寝具の劣化を引き起こすとともに、汚れを餌にダニが繁殖する可能性があります。

そのようなことを防ぐために、寝具には布団カバーやシーツを付け、こまめに洗濯することが大切です。

『お洗濯を繰り返しても防ダニの効果は続くの？』

はい、続きます。

『洗濯するうちに生地がだめになったりしない？』

高密度に織られているので、繊維がよれたり歪んだりする心配がありません。

洗濯テスト10回後でも、ダニ透過率0%が確認されています。
安心して、じゃぶじゃぶお洗濯してください。

寝ている時に肌の一番近くにあるものは、下着やパジャマといった衣類です。
その次に近くにあるものは、布団カバーやシーツです(ただし、寝具にカバーやシーツを付けている前提です)。

衣類をまとっていない顔、首、手先、足先は、布団カバーやシーツが直に肌に触れます。



衣類だと実感がわきやすいですが、チクチクしていたり、ベトベトしていたり、ガサガサひっかかる衣類は、着心地が悪く、時には痒みや痛みといった不快な感覚を覚えます。

布団カバーやシーツも同様です。

足を入れた瞬間に”気持ち良い”と感じることもあれば、”気持ち悪い”と感じることもあります。
皮膚感覚は敏感です。
生地の触り心地は、寝心地を左右する重要な要素です。



ポリエステル繊維は、時に、ベトベトと肌に引っ付くような場合があります。

アルファイン®生地はポリエステルが80%入っていますが、ツルツルで、サラサラで、さっぱりした肌触り。
コシがあり、しなやか。
手足を伸ばして思い切り突っ伏したくなる寝心地のよい生地です。



一般的に細い糸は、ツルツルで、滑らかで、ヒヤッと感じることがあります。
アルファイン®生地も、季節や室温によっては冷たく感じることがあります。

ヒンヤリ感は細い糸でみられる一般的な特徴で、アルファイン®特有のものではありません。

対照的に、太くてざっくりと織られている生地は、空気を取り込んで温かみがあります。
例えば、ワッフル織りの生地がそれにあたります。




寒い季節にヒンヤリ感が気になる場合は、アルファイン®生地のカバーの上に別のカバーをかける、もう1枚お好みのシーツを敷く、等してみてはいかがでしょうか。

快適に眠るために、布団カバーやシーツには吸汗性が絶対不可欠です。
布団カバーやシーツが汗を吸い取り、適切に処理する必要があります。



もし汗を吸い取り難い素材だったら、汗が肌を伝って流れ落ち、場合によってはびしょびしょの状態になってしまいます。
蒸れたビニール傘の上で寝ているようなものです。



通常、ポリエステルは通気性や吸水性が悪いという大きな問題があります。

繊維が強く型崩れし難くいことから、ファッション分野で広く活用されている素材ですが、カバーやシーツにとっては、吸汗性が大きな難点となってしまいます。

アルファイン®生地は、ポリエステルが80%と多く含まれています。
ところが、東洋紡のすごいところは、ポリエステルなのにばっちり吸水性を実現したところ！
”ハイテク超極細新合繊”なのです。

これで汗かきさんも、ぐっすり眠れます。

ポリエステル本来の、速乾性やシワになり難さはそのまま。

干すのも簡単。すぐ乾く。洗濯の労力がぐんと削減されますね。
時間のない方に嬉しい素材です♪

アルファイン®生地は、生地を押しつぶして生地の隙間を埋める「目つぶし加工」ではありません。

目つぶし加工のカバーやシーツは、洗濯によって生地戻り(縮み)が起こったり、織り糸が偏って隙間が生じる場合があります。
生地戻りや隙間が生じると、防ダニ効果が低下する場合があります。

アルファイン®生地は、超極細繊維を高密度に織って隙間をなくす防ダニ生地で、目つぶし加工による隙間潰しではありません。

アルファイン®生地と同一組成の防ダニ生地がありますが、アルファイン®生地のような超極細の新合繊でない場合、カバーやシーツに必須な吸水性は高くありません。

アルファイン®生地は、吸水性が非常に優秀で、睡眠中の汗をしっかり吸い取ります。
安心して使える素材です。

小さめサイズから大きめサイズまで、種類とサイズを豊富に取り揃えております。
なかなかないサイズもございます。



ラインナップアルファイン®・掛け布団カバー
ラインナップアルファイン®・敷布団カバー
ラインナップアルファイン®・ベッド用シーツ
ラインナップアルファイン®・枕カバー

およそ10cm四方の生地サンプルを郵便でお送りいたします。
お問い合わせフォームより、お気軽にお申し付けください。
内容欄に、下記の事項をお書きください。

お名前
お届け先ご住所
生地名(アルファイン)
(特定の色があれば)色

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