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#12 地味だけど不可欠な下ごしらえ

工場見学

WRITER
神谷阿紀(店長)
工場見学

横浜ファクトリーの工場見学!

ちょこっと切ります

これから縫われる裁断生地。

特定の角っこを、ちょこっと斜めにカットしています。

裁断品の目印付け

大事な下ごしらえ。

何でこの作業が必要なのか。

理由は二つ。

一つ目。
#掛け布団カバー にとめ紐8本を付けるための目印のため。

目印が登場したら、とめ紐を付けていきます。

裁断品の目印付け

二つ目。
2枚の生地をピッタリ揃えて縫うため。

カバーやシーツは、2メートル以上の長い生地を扱います。

生地には、収縮があります。

2枚のうち、どっちかばかりを引っ張り過ぎると、段違いができてしまいます。

そうならないために、まず、目印と目印を合わせます。

2枚を同じ力で持ち、生地をたゆませずに、ピンと張ります。

引っ張り過ぎてはいけません。
あくまで、自然に。

そして、一気に長い距離を縫います。

目印を頼りに、完璧に縫い合わせられるようになるには、修行が必要です。

指先のさじ加減だけではなく、腹筋と背筋も必要です。



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