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ミシン職人を目指して ”ガガー”日記#17

スタッフ日記

WRITER
谷知佐登(Web担当)
ミシン職人への道日記

試し縫いをしたら、糸目の具合がどうも良くない。

上糸がきつく、余計なテンションがかかっているので、上糸を弱めなければならない。

ミシンの上糸の調節を学んだ。

お次は下糸。下糸は、ボビンで調節する。

糸調節は、基本のキ。

ボビンの扱いにも、コツがあった。

ボビンケースにはめる

師匠
「下糸の確認するよ。」
「ボビンケース、確認してみて。」

ミシンのボビンとボビンケース

筆者
「はい。カチッとはまっています。」

ミシンのボビンとボビンケース

師匠
「ボビンがはみ出していなか確認。」
「これ重要だから。」

(???)

ボビンのはまり具合を確認する

筆者
「ボビンがはみ出す?」
「はみ出す時があるんですか?」

師匠
「あるよ。」
「出っ張っていないか、こうやってみるの。」

ボビンの確認

筆者
「なるほど~。めうちで水平を確認するんですね。」

師匠
「めうちがまっすぐだったら大丈夫。」

筆者
「まっすぐにならない時ってあるんですね。」

師匠
「あるよ。」
「ボビンが歪んでるとか。」
「あと、糸を巻きすぎていると、はみ出す時があるよ。」

筆者
「なるほど~。」
「めうちで確認するのは、目からうろこでした。」
「必ず確認するようにします!」

ボビンケースの締め具合を確認する

師匠
「で、下糸の強さは、糸をこうやって持って確認するの。」

ボビンケースの糸の強さを確認

師匠
「ボビンの重さで、糸が自然に出てくれば大丈夫。」
「締めが強いと糸が出てこないから、ここのネジで調節する。」

ボビンケースの糸の強さを確認

筆者
「あ、眼鏡で使うのと同じようなチビドライバーですね。」

師匠
「そう。適当に締めたり緩めたりして調節する。」
「これが下糸の強さの調節ね。」

試し縫いをする

師匠
「はい、じゃ、ボビンケースセットして。」
「じゃあもう一度試し縫い。」

筆者
「あ!いい感じです!」

本縫いミシンの試し縫い

師匠
「うん、いいね。」
「裏側も見て。」
「裏も必ず見ること。」

筆者
「はい。裏もばっちりです。」

本縫いミシンの試し縫い

師匠
「オッケー。」
「じゃ、ステッチの練習しようか。」


(糸調節って大事。)
(#18に続く。)



スタッフ日記ミシン職人を目指して#16
スタッフ日記ミシン職人を目指して#18

ミシン職人の心得

ボビンケースにボビンがカチッとはまっているか確認する
ボビンがはみ出していなかめうちで確認する
ボビンケースで下糸を調節する
試し縫いしたら、表も裏も両方見る

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